明日の話は、明日しよう

今を生きるのに精一杯

No.25 2023年やったゲーム短評

お久しぶりです。Mikuriです。珍しく年内に記事が出せそうで自分でもびっくりしてます。

ということで3年目に突入したゲーム短評記事です。今年は体調を崩して時間はあったけど、精神的余裕がなくてやれてる本数は結局例年と変わってない気がします。

ジャンルとしてやっぱりRPGの方が本数が多いですが、それ以外もぼちぼちはプレイしています。早速やっていきましょう。

 

テンプレートは2021,2022と同じく

・ゲーム名(対応ハード、実際に自分がプレイした機種を赤字)

・どこまでやったか?(クリア状況+やりこみ要素をどこまでやったかみたいな記述)

・短評

といった形です。

 

 

1.オクトパストラベラー2(Switch/PS/Steam)

どこまでやった?……裏ボス撃破まで。Steam実績見たけど一部取ってないのありそう。

Switchでリリースされた原点回帰JRPGまさかの続編。HD-2Dで表現されるグラフィックの美しさ、昼・夜によって切り替わる大ボリュームの音楽、前作よりキャラクターデザインの癖が強いように見えるけど愛すべき8人の旅人、と順当にパワーアップした作品でした。

特にパワーアップしたな~と感じたのはストーリー面でした。

前作は誰かの死をトリガーにするどうにも安っぽいワンパターンなストーリーの進め方がどうしても多いように感じてましたが、そういった展開は鳴りを潜めバリエーションに富んだストーリーを楽しめました。ストーリーの進行度も全員4章で固定ではなくなり、先が読めない展開を繰り広げてくれます。短めではありますが、キャラ同士のクロスストーリーが用意されてるのも「旅をしている」感じがあって良かったですね。

欠点というかプレイ中に感じた違和感としては、無印の強スキルが概ねナーフされている(代わりの強スキルはもちろん用意されている)ためプレイ感覚がちょっと違う、昼・夜を導入したことでフィールドアクションが単純に2倍になっていて探索パートの面倒さがあるってことでしょうか。

とは言え満足度は高くほぼ100点を付けられるRPGだと感じました!

 

 

2.ペルソナ3 ポータブル(Switch/PS/Steam)

どこまでやった?……MANIACSで1周クリア。青服撃破。

ペルソナシリーズを、そしてATLUSのその後を命運づけた作品がついに移植でお気軽に遊べるように。

4を触った後なのでどうしても戦闘・ダンジョン周りに粗削りに感じる箇所(とくにランダム生成ダンジョンを登らされ続けるのはストレス)はありましたが、それを引いてもあまりあるストーリーは魅力的でした。映画化もされ未だに根強いファンがいるのも納得ですし、自分もかなり気に入ったストーリーでした。仲間うちの思春期特有のビリビリした感じ、「メメント・モリ」が意味するところ、全てが秀逸。

気になった点としては予告から移植まで時間かけた割にペルソナ合体が○×ゲームのままなのと、ボイスやBGMの音質が酷いことなんですが、全部来年発売のリメイク「ペルソナ3 リロード」が解決してくれるはずです!みんなも備えよう。でも女主人公シナリオはこれでしか遊べなさそうなのでもう1周しようか悩んでます。

 

 

3.魔界戦記ディスガイア4 Return(Switch/PS4/PS Vita/Steam)

どこまでやった?……現世バール撃破まで。フーカ編とか暴君編はやってません。

一昨年5を触りましたが今年は4を触りました。

ディスガイアシリーズはどれも基本は変わらず、ストーリークリア段階はちまちまと育成・その後はドカンとインフレ育成なのですが、DLCで今作のならではキャラクターが使えることが魅力だと思います。ギグ(ソウルクレイドル)とかアッシュ・マローネ(ファントム・ブレイブ)はこの作品でしか使えないのでは?

また、意図的に残されているアイテム増殖技によって、最強アイテムを1つ作ればそれを活かしてインフレ爆速育成が出来るのも本作ならではです。

キャラクターデザイン・ストーリーのギャグとシリアスのバランスについてもレベルが高く、この作品もまた「はじめてのディスガイア」として優れているな、と感じました。

 

 

4.ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス(3DS)

どこまでやった?……P3側で1周クリアのみ。

世界樹リマスター発表に伴い過去作の値上がりを危惧して購入。因みに値上がらなかった。

ペルソナ3/4のキャラを使って世界樹の迷宮が出来るという夢のコラボレーション。ペルソナクロスオーバーとしてはかなり良くできており、3のギスギス感を4の仲間たちが上手く絆してくれるのは心地よく感じました。

ただ世界樹としてはFOEが即座に復活する仕様から、マップのパズルをゴリ押しで突破することが出来ないのがちょっとめんどくさい点かも。あとせっかく沢山いる仲間を全部使うのは難しいのもせっかくのクロスオーバー作品なのに残念ではあるのかな。

 

 

5.MOTHER2 ギーグの逆襲(Switch)

どこまでやった?……クリアのみ。

MOTHERは2から触れていいと聞いていたのでついに初体験。

自分が今まで触れてきたRPG体験とはだいぶ違っていて戸惑いながらのプレイになりました。ドラムカウンターシステム緊張するぜ!

このゲームの魅力は間違いなくシナリオでしょう。道中のNPCのセリフもどこか暖かく、憎らしい敵たちもどこか愛らしく。一番好きなNPCはトンズラブラザーズです。ズッコケ感が大好き。また、発売からかなり年数がたっていますが自分はネタバレを踏んだことが無かったので、ドタバタした展開にもかなり衝撃を受けました。

SFCRPGということで不便な点も目立ちますが、それも愛。リメイクされるにもいろいろ難しい点がありそうなので、Nintendo Switch Onlineで気軽に触れてみてほしいと思います。

 

 

6.世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER(Switch/Steam)

どこまでやった?……IIしか触れてない。B30Fボスまで撃破、図鑑完成はしてない。

遂に現行機で蘇ったDRPGの雄。

システムが3DS最新作に合わせてあり不便な点は皆無で、職業を跨いだイラスト設定可能、オリジナルのDS版の難易度を最高とした難易度調整、現行機の世界樹に求めていたものが全て取り込まれており感動しました。

自分がまず遊んだのはIIでしたが、この作品特有のやるかやられるかのバランスは非常に痺れる体験で、リメイクのIIを遊んでいたにもかかわらず面白かったです。

強いて欠点を挙げるならペンを使ったマッピング体験は完璧に再現されておらず、Switchなら携帯モードを使う、Steamならペンタブを用意するといった点が気になりました。まあDSのマッピング体験が素晴らしすぎたということで……

また定価がちょっと高めですが、プレミアが付いていたIIのベスト版(バグ修正がされている)、プレミアが付き始めていたIIIのことを考えるとこんなもんが妥当な気もします。セールも頻繁にやりそうなので、その機会にぜひ買って触ってみてほしいなと思います。

 

 

7.ライブアライブ(Switch/PS/Steam)

どこまでやった?……クリアのみ。

リメイク版です。この作品を魂としている友人から貸してもらってプレイしました。

戦闘面が分かりやすくなってる!音楽が良くなってる!ボイスがカッコ良すぎる!!!

リメイクとはかくあるべきを体現するような正統リメイク作品で、オリジナルから大きく変わったところはなくとも、作品の持つアツさはそのままかそれ以上でとても楽しく遊べました。

オリジナルを遊んだ時はSF編が一番好きなシナリオだったんですが、今回の感想としては近未来編が一番好きです。リメイクでこんなにアキラとその仲間たちの魅力が引き出されるとは……。

 

 

8.ペルソナ5 ザ・ロイヤル(Switch/PS/Steam)

どこまでやった?……CHALLENGEで1周クリア。全コープMAX。

文句なし。オリジナルは7年前なのにこの完成度ってマジ?

アクション要素の追加により爽快感が生まれたダンジョン探索、スタイリッシュなUIでさらに面白くなった戦闘、シリーズ随一のどんでん返しが繰り広げられるシナリオ、全てが完璧だったと思います。

あまりにいうことが無さ過ぎる。本当に強いていうならCHALLENGEでやったけどコープによるサポートが強すぎてこちらが強くなりすぎたため、戦闘難易度があんまり高くないな~と感じたところでしょうか。その辺りはDLCなり周回プレイで補完してねってことなんだと思います。

この作品のシステムを活かして作られる来年発売の「ペルソナ3 リロード」楽しみだな~!

 

 

9.Touhou Artificial Dream in Arcadia(Steam)

どこまでやった?……裏ボス撃破(Ver.1.1.4)。実績コンプ。

旧作も含めた東方キャラを合体してパワーアップさせながら、メガテン風3Dダンジョンを攻略していくという、自分好みのインディーズタイトル。

ストーリーについてはメガテン要素は薄めでしたが、ワープゾーン・ダークゾーン・ダメージエリア等のいやらしさがふんだんにあるダンジョン・BGMとして採用されている東方アレンジ楽曲はメガテンリスペクトを強く感じ、魅力的でした。

戦闘難易度はそこまで~と思ってたのですが、裏ボスはかなり仲魔を仕込む必要があり、手ごたえのある戦闘を楽しめました。現在のVerは更に裏ボスが強化されているらしいです。

東方好きかつダンジョンのいやらしさに耐えられるオールドゲーマーは是非触れてみてほしいです。

 

 

10.ポケットモンスター ホワイト2(DS)

どこまでやった?……殿堂入りして各種伝説のポケモンを捕まえた。やり込み要素はこれから。

人生初ポケモンです。正直な話ちびっこ向けのゲームと舐めていた節があったのですが、予想以上に楽しめました。

綺麗に動くドット絵、印象的な音楽、悪の組織と向き合う少年少女、そして思ったより難易度が高かった戦闘

世代的にイッシュのポケモンは大半が初見だったり、出てくるポケモンを覚えてもタイプ相性ボケボケだったり、ポケモンごとにとくせいが違うのを途中で気付いたりといった感じで、戦闘の奥深さに一歩足を踏み入れられそうな気はしました。

シリーズの人気は分かったけど他作やるかはちょっと怪しいな~と感じました。

 

 

ここからはRPG以外です。

11.東方鬼形獣(PC)

どこまでやった?……ノーマルカワウソ霊夢ノーコン。

久しぶりに東方を触りました。それなりのブランクがあったのと、アイテムをとらなくちゃいけない難しさがありましたが、今までで一番すんなりノーコンまで漕ぎつけました。

比較的簡単とは言われているのと、6面音楽が東方シリーズの中でも屈指の良曲なので他人にオススメしやすい東方だと思いました。

 

 

12.溶鉄のマルフーシャ(Switch/PS/Xbox/Steam)

どこまでやった?……実績コンプ。チャレンジモードはそんなに。

可愛い女の子によるタワーディフェンスシューティング。普段こういうジャンルのゲームは触らないのですが、なんとなく気になったので。

メインモードは難易度もそこそこでありながら、ストーリー分岐のおかげで周回プレイする気になるし、チャレンジモードは歯ごたえがありかつ、主人公のマルフーシャ以外を操作できる面白さがありました。

値段もお手頃なので、ショップの画面を見て惹かれることがあったら是非。来年出るらしい続編の「救国のスネジンカ」も楽しみです。

 

 

13.Coffee Talk(Switch/PS/Xbox/Steam)

どこまでやった?……ストーリーの全要素回収。

これもまた滅多にやらないノベルゲーム。「異種族同士のコミュニケーション」が美しく、まっすぐ刺さる良いお話でした。好きなキャラはフレイヤ。どう考えてもバリスタとくっつくべきだろ……

ゲーム概要を見た所感では「飲み物を作る必要性」に面食らっちゃいそうですが、ストーリーとは別で飲み物を作るモードもあるし一安心!先に飲み物を予習して転生最強バリスタとしてストーリーに臨むもよし、ストーリー中に模索するよちよちバリスタとして臨むのも良しです。自分はよちよちバリスタでしたし。

2も買ってるので来年やろっかな~と思ってます。楽しみ!

 

 

148番出口(Steam)

どこまでやった?……実績コンプ。

まあゲームについて云々説明することは無いですかね。友達がやってたのを見て自分でも挑戦したくなって買いました。

個人的に特筆すべき感想としては、ホラーなのに大きい音で驚かす演出がかなり少ない点でしょうか。デカい音急に出されるとこっちもデカい声だしてホラー存在になっちゃうからね……。

そういったことからホラーが苦手な方でも楽しめるゲームだと思います。ただ配信で流行りすぎちゃったから一切見てない/記憶を失った数年後とかに遊ぶのがいいかなあと。

 

 

余談

今年もそれなりにゲームやったつもりなのに積んでる量が減ってません。

世界樹リマスター発表からレトロゲームの中古相場が異様に気になってぼちぼち買い足してます。レトロゲームと言ってもDS/3DSなんですけど。

世界樹4・ペルソナQ・ソウルハッカーズDQ4/7/8・ホワイト2と個人的にもういいかな~となるラインナップのつもりですが、なんかの気の迷いで別シリーズに手を出したりしたらもう大変です。

3DSについてはeShopが終わってるのでDLCについてはもう諦めるしかないんですが、更新データの配布についてはまだ行われているので、それが終わるまでに欲しいソフトは買わないといけないというデッドラインが切られてて微妙に焦らせて来るのも最悪です。あと現行機リメイクなり移植の可能性に震えてるのはもっと最悪。

もちろんレトロゲーム以外もやりたいゲームはあるのでかなりのペースで片付けていかないと……とはいえ消化の目的でやるゲームってあんまり良くないので、のんびりやっていこうと思います。

 

 

結局何が面白かったのって話

今年は悩む!!!でも世界樹の迷宮I・II・III HD REMASTER」かな!!!!!次点はペルソナ5 ザ・ロイヤル」ですね。

正直作品の面白さだけで言うとP5Rが一番だと思うんだけど、短評で挙げたようにDS作品のリマスターとしての完成度が高すぎた・作品への思い入れがとても強い故の評価です。「キャラメイクが苦手」と言われたら口ごもってしまうけど、正直すべてのRPGファンが遊んでほしいゲームだと思ってます。

今年の新作って観点からでは「オクトパストラベラー2」が間違いなく1番。自分が前作のことを気にしてる厄介オタクなだけで作品の完成度はとても高いと思います。というか触れたことない人は間違いなくこの2から触れるべき。良いゲーム体験を保証できます。

 

 

終わりに

2024年は心身ともに健康な状態でゲームにも挑むぞ!という気持ちに尽きます。まあ時間はなくなってる(はず)なので今年よりは本数少なくなっててもしゃーなしということで。

2024年楽しみなのはもちろん「ペルソナ3 リロード」、そして「メタファー:リファンタジオ」です!うーん立派なアトラス信者。

新作も旧作もバランスよく遊べたらいいな。

それではまた。Mikuriでした。