どうも。「Mikuri」です。普段は「ユグ」を名乗ってるんですが、シャドバではこのプレイヤーネームなので、このスタートを切らせていただきます。
さて今回の記事ですが、タイトル通り先日行われた「RAGE Shadowverse 2019 Autumn」のレポート記事になります。
先に結果だけ述べちゃうと、結果は初出場ながらDay1 5-1、Day2 5-2で幸運にもマネーフィニッシュでした!
参加するにあたって考えていたこと、会場の雰囲気、それと反省点とかを書くつもりですが、プロットも何も決めてないのでがちゃがちゃな記事になりそうです。ゆるりと付き合っていただけたらと思います。
0.「Mikuri」というシャドウバースプレイヤー
「社会人になって土日休み貰えるようになったしRAGE出るべ!w」と思ったはいいものの、そもそもこの男
・Grand Master Rotation(DBN,BOS,OOT,STR,ROG)
・Grand Master Unlimited(CGS,ALT)
・Rating for Shadowverse 参加経験ナシ
・JCG参加経験ナシ
・ES参加経験ナシ
・ゲーム内グランプリ優勝経験ナシ
酷すぎか?こんなプレイヤーがRAGE出ていいのか?
ランクマッチ環境はまあまあやってきたプレイヤーではあるものの、競技シーンはからっきし。プロリーグ・JCGのデッキ漁りやレート配信見たりくらい。
最悪の自己紹介過ぎる。こんな競技シーン赤ちゃんが書く記事です。この時点でブラウザバックされるのもそりゃあそうだと思う。
まあでも今回は自分の思考整理を兼ねているので、この調子でつらつら書き連ねていきます。
1.デッキ選択
あれこれ言う前に持ち込んだデッキの紹介から。リンクはどばすぽに飛ぶようにしています。
デッキ名はamazarashiの「僕は盗む」より。
前述の通り、自分は実績も何も持ってないことから、変にメタを考えるより「使い慣れた強いデッキを強く使う」ことに注力しました。足りない実力の部分をパワーカードで補おうという考えです。というかメタは「アザゼルがあり得ないレベルで強い」ということしか分かりませんでした。馬鹿すぎる。
一番初めに持ち込むことが確定したデッキ。大会全体の結果としては珍しい、純復讐型の選択をしました。
ナーフ前MP9000まで駆け抜けたのがこの復讐ヴァンパイアであったこと(使い慣れている)。レート配信などで機械と復讐をまぜこぜにしたデッキを見かけたりしたが「今から練習が間に合うとは到底思えない」という点からでした。結果としては正解だったと感じますが、機械復讐を試しもしなかったのは悪手かな、と思います。
街採用でデッキを薄くすることで、意地でもアザゼルやライカンベルセルクによる復讐状態に入る。ミラーのアザゼルは《犇めく悪鬼》、それ以外のデッキには《カラミティブリンガー》で全部破壊。全対面有利!(全対面有利とは言ってない)に仕上げました。まあ参考にしたのはRSPL第6節でSpicies選手が使用していたデッキなんですけどね。
一枚ずつ採用理由を上げていこうと思います。
《不穏なる闇の街》3
このリストをギルド(大学時代にカードゲームやってた先輩たちとつくったもの)に提出した際、「街3ってどうなの?パワーカード40枚で構築したい」との指摘を受けました。
山を37枚にして意地でもアザゼル・ライカンベルセルク+バフカード各種を引いて復讐に入りたい、コンボデッキに仕上げたのでリーサル用のパーツをかき集めたい。
といった点からの採用になりました……けど……確かに40枚の構築にして2コス厚くとるのも良かったかも。
チョイスとしての使用はほぼなかったです。
《麗しのサキュバス》2
ナーフ前から愛用していたカード。先4で強く使えるカードがこのデッキには存在しない(アザゼルは切りたくない)ことから、その悩みを解決しながら2/2/2とも運用できるこのカードは凄く自分にしっくり来ていました。ただ他のコンボカードをフルに採用したいこともあり、このカードの枚数は削られ2枚の採用に留まりました。
ラストワードで「破壊される直前の攻撃力が4以上なら、無条件で4ターン復讐状態に入るアミュレット《ブラッドムーン》を1コストにして手札に加える」という2コストフォロワー。
「意地でも復讐に入る」というコンセプト上、攻撃力2のままで簡単に切るのは避けたいし、なんなら進化してまで《ブラッドムーン》を探しに行くといったプレイをとることもありました。
《獄炎のデーモン》3
2/2/2、守護持ち、条件付きハンドバフ、という書いてあることが全て偉い属性モリモリのフォロワー。
コンボデッキとしてバフを乗せたいフォロワーはいくらでもいることから、序盤に最悪2/2/2として置いてもいいように3枚の採用になりました。
《犇めく悪鬼》3
自分が純復讐型のヴァンパイア2コストで一番評価しているのはこのカードでした。
エイラの《鉄腕の修道女》、ウィッチの《天外の華・エレノア》などに対してスペルを使わずに処理できる点、自傷2点に関してはアザゼル引けばチャラに出来る/体力11~12の時に無理やり復讐に入れるといった点、そして復讐後は相手リーダーに2点与えられ、アザゼル下でもラウラと合わせて強引に削るプランを取れるといった点から、弱い要素はないと判断しました。3枚。
《血の取引》2
「2コスで2ドローする」といった効果は死ぬほど偉いのですが、打ったターンテンポロスする&ライフ2減少することは否めません。STR以前の自傷ヴァンパイアに採用されていたこのカードは「《闇喰らいの蝙蝠》のファンファーレダメージを1増やす」といった隠しテキストが含まれていたのですが、ROG復讐ヴァンパイアにはそんなものありません。
「先2に一回打てればいいかな」と考えて1枚採用にしようかと考えたのですが、事故って動けないのだけは避けたいと考え、2枚採用にしました。
《魅惑の一撃》3
最強の2コス3点スペルと考えていたので3枚採用。自分は「手札のカードにバフを乗せる」と効果を強く見てます(アザゼルには弱いけど)。「どのカードに乗せたんだろう?」と相手に考えさせることが出来て心理的揺さぶりが出来ると考えてるんですけど、どうなんでしょうね。こればっかりは人の感じ方で大きく分かれそうですね。
《フルフル》1
直前にハンドバフをベタ褒めしましたが、こればっかりは失敗したと思います。0枚にするべきだった。先3しか綺麗に置けるところがない。
元リストを触って1に減らしたのは良いものの、0にする勇気・他カードを試す行為をしなかったのは行けなかったと思います。反省。
《悪逆の公爵・ユリウス》3
「意地でも復讐に入りたい」という考えが「復讐時に強く動けるカードをフル採用したい」に転じ、3枚採用。
特に復讐入った後ゲームが泥沼化した時に置くこのカードはホントに強い。まあでも序盤のこのカードは弱いしなあ……2採用でも良かったのかなと思います。
《悪夢の始まり》3
説明不要。3枚確定。
《レイジコマンダー・ラウラ》3
一時期は枚数を減らしてるリストも見られましたが、《犇めく悪鬼》や《カラミティブリンガー》を無理やり走らせて勝つデッキなので減らす理由が無かったです。3枚。
《堕落の漆黒・アザゼル》3
《絢爛のセクシーヴァンパイア》がナーフされた今、強く復讐状態に入れるのはこのカードしかなく、このカードの有無でデッキパワーが大きく変わってしまうのもまた事実です。3枚。
「復讐が強いからいち早く復讐になりたい」とはいえ後4ですぐ進化切らずにちょっと耐えて6T目に2コスカードと組み合わせて進化切ったりするのも大事。
《魔眼の蛇神・メドゥーサ》2
イヤらしい盤面を作ってくれる良カード。メドゥーサ進化で手に入る《メドゥシアナ》は、ハンドバフ+ラウラで無理やりアザゼル下を突破する、なんて動きも出来ます。
ただ、長くゲームをするコントロールデッキではないことから2枚の採用に抑えました。
《カラミティブリンガー》3
雑に投げて盤面を返すことが出来ること、RAGEでは自分と同じヴァンパイア/ビショップがトップシェアであると考え、エイラビショップに強く出れるこのカードは3枚採用としました。
《破滅のサキュバス》3
これも割と説明不要よりかな。3枚。
ここからは採用しようか考えたカードの紹介。
《片翼の悪魔・ピユラ》
2/2/2でありながら+1/0のハンドバフを保証してくれるカード。「ライカンベルセルク使って無理やり復讐に入れたいならなんで入ってないんだよ!/ハンドバフのこと評価してるんじゃないのかよ!」と言われそうですが、+1/0ではライカンベルセルクの条件を満たさない(進化したら満たす、それならライカンベルセルク本体に進化を切るかな)点がどうしても許容できませんでした。使ってて《麗しのサキュバス》の方が自分に合ってるなあと。
《バロン・ダブルフィール》
復讐状態でプレイ/進化時効果で、2/1/2の《渇望のオウルキャット》(攻撃力or体力1破壊)か2/2/1の《パンサーレオ》(疾走)をハンドに加えるカード。
復讐状態下でプレイするこのカードはヴァンパイアの2コスでもトップクラスに強いのですが、このカードでチョイスするのはだいたい《渇望のオウルキャット》なんですよね。どちらかというと守りのカードな訳です。自分のデッキは《犇めく悪鬼》を3枚採用して強引に攻めるデッキにしてることから、コンセプトがブレると感じ、今回は不採用に終わりました。
復讐ヴァンパイアをコントロールデッキとして運用するなら、《犇めく悪鬼》を抜きこのカードを入れ、《魔眼の蛇神・メドゥーサ》を3枚にするのかな、と感じます。
《火焔の軍神・ヤヴンハール》
RSPL第6節でRiowh選手が使用していたデッキに採用されていたカード。
進化に反応して進化し、交戦時でダメージを与えることから有利トレードを行えるカードです。スタッツも3/3/2と許容範囲、《破滅のサキュバス》のコストも減らせるかも、といった要素を持つことから、《フルフル》よりはこっちだったのかなあ、と思ったり。
《デビルアイドル・トリル》
今この型の復讐ヴァンパイアを使うなら、《フルフル》の代わりにこれ入れます。
チョイスで本体を進化させることが出来る2/2/2の《トリルメイド・アズ&イズ》(ラストワードでリーダー2回復つき)か、3コスト2点AoEスペルの《デビルソング》(本体が居れば3点AoEになる)を手札に加えられます。
要は6/5/5突進か7/3/3AoE3点持ちになるってことですね。
先5進化6トリルアズイズ両方進化で先7破滅のサキュバスを可能にしたり、AoEでお茶濁したり、と結構柔軟に動いてくれる良カードだと思います。
1stデッキの復讐ヴァンパイアはまあまあ早い段階で決まったのですが、2ndデッキをどうするかはギリギリまで迷いました(2ndデッキ候補は後述します)。
少しは触ったことあるエイラが一番使える望みがあるだろう、ヴァンパイアに弱いと言われがちだけどヴァンパイア結構使ったしまあ気をつけるべき箇所はまあ分かるでしょ〜といった軽い気持ちの持ち込みになりました。
構築に関しては共通してる点も多いと感じるので、自分が枚数・採用を考慮したカードのみ説明していこうと思います。
《温情のラビットヒーラー》
1/2/2、強いか?(強い)
《清純なる祈り・エイラ》が4/3/4にナーフされたので、後4エイララビットヒーラーラビットヒーラーみたいな動きがなくなったし2枚に減らしても良いかな〜とか考えたのですが、インチキムーブがなくなっただけで終盤1コスでくっつくのはやっぱり強かったです。3枚。
《ユニコーンナイト》or《マシンエンジェル》
2コストのカードを採用するに当たってこの2種のどちらを採用するかで悩みました。
ユニコーンナイトの利点
・3コスト4点スペル+リーダー1回復の《ユニコーンスピア》を手札に加えられる
マシンエンジェルの利点
・2コスト使用時《リモニウムの救済》を手札に2枚加えられる可能性がある
・8コスト6/6守護+1/1+1/1としての運用も出来る(あと《リモニウムの救済》も3枚手札に加わる可能性がある)
どう考えてもマシンエンジェルの方が強い。
ただ、自分は《リモニウムの救済》をあくまで「盤面を作るのをサポートするカード」と考えているので、十分盤面形成能力が足りているエイラビショップにはオーバーパワーなのかなと感じましたし、《ヘヴンリーイージス》プランを取る場合は、既存の機械18枚で足りるとも考えていました。それならデッキに足りてない処理スペルを加えられる《ユニコーンナイト》を採用することにしました。あと下手だから《リモニウムの救済》でハンドがジャバジャバになるの嫌がりました。デッキを簡単にしたかった……。
《エンジェルシュート》
エイラミラーで対戦相手の《エイラの祈祷》を消せる!リーシェナネメシスの2種アーティファクトを消せる!凄い!RT!
……シャドウバースのメタカード、強かったことありました?《エクスキューション》や《堕天》、強かったですか?《天罰の神父》レベルなら使っても良いかな、とは思ったのですが。スペルブーストシステムがあるウィッチなら採用しても良いかな、と思いましたが。
エイラミラーなら先に盤面作れるようにプレイングすればこのカードは不要ですし、リーシェナネメシス相手はヴァンパイアが勝ってくれる、と信じて不採用にしました。
《欠落の聖女・リモニウム》
《エンジェルシュート》が流行ってる可能性を考慮して、2つ目の勝ち筋・《ヘヴンリーイージス》プランを取れるかな〜と考え3枚の採用。
6/6/5突進としての仕事もするので3枚の採用は正解だったと感じます。
《七宝石の姫・レ・フィーエ》
このカード、デッキ登録時は2枚採用(代わりに《聖騎士・ヘクター》が3枚)だったのですが、デッキ登録〆切直前のランクマッチで急遽変更。これを1枚プレイするだけで《エイラの祈祷》はもちろん、《希望の女王・リテュエル》や《聖弓の使い手・クルト》のバリューを上げられることが出来、デッキのパワーを底上げ出来ると感じました。1枚は必ずプレイしたいので3枚採用になりました。
《聖騎士・ヘクター》
1枚で2面処理を可能とする非常に強力なカードではありますが、盤面を作るカード、というよりは盤面を返すカードなので、これを3枚入れるのはデッキの方向性を受けに寄せすぎてるのかな〜って感じました。受け続けても復讐ヴァンパイアが走ってきたり、ネメシスが大ダメージを与えてくる環境ですし、それならデッキ自体のパワーを上げて(レフィーエやリモニウムのフル採用)攻めの方向に持っていきたいなと感じ、3枚採用だったのを2枚採用にしました。説明が難しい。
《闇の翼・オリヴィエ》
RAGE前から採用されている構築は何度か見かけました。
進化権を増やすことで《希望の女王・リテュエル》、《聖弓の使い手・クルト》、そして《清純なる祈り・エイラ》を強く使うことを可能にするといった点は非常に強力なのですが、「回復するPPは進化した回数による(≒強さがブレる)」「これを採用できるほどデッキに余裕がない」と判断し、不採用に終わりました。
ただ、リモニウム3枚採用にしたことから進化回数を稼げる点を考慮して、無理やりでも採用するべきだったのかなとも思います。プレーオフに進出したRUMOI/AXIZ選手の《蒼の少女・ルリア》でこのカードを確定サーチするデッキは凄いな~と感じましたね。
こんなところでしょうか。復讐ヴァンパイアと比べて、反省点が多く残る構築になってしまいました。
ここから先は持ち込み候補になったデッキの紹介をしていこうと思います。没になったデッキなのでライトに紹介していきます。
ナーフ直後に雨後の筍の如く現れたデッキ。とにかく盤面処理をし続け《破壊の絶傑・リーシェナ》の2種アーティファクトか《粛清の英雄・メイシア》によるワンショットを狙う大バーストデッキです。《破壊の歌声》や《マグナジャイアント》などのAoEも搭載されておりエイラビショップには強く出られますが、いかんせんアザゼルに勝ち筋2種をカットされてしまうのが痛すぎる。あとアーティファクトは《エンジェルシュート》に消されるし。
ヴァンパイアがトップシェアだと考えた結果、不採用。
ギルドの先輩から「ソロモンウィッチは全対面有利!」と言われ渡されたデッキ。《ゴーレムの錬成》《マシンエンジェル》が各3枚ずつ採用して序盤の動きを安定させつつ、《ウィンドブラスト》《エンジェルシュート》などの所謂「銀の弾丸」も採用してまさしく「全対面有利」を目指したデッキになっています。
ただMikuriという男、STRのアディショナルで《魔術の王・ソロモン》が追加された際、一切このアーキタイプを触っていないのである!STRアディショナル、《鋼鉄のヴァンパイア・スレイ》の収録が嬉しくて純機械ヴァンパイア触ってました。
なんならスペルウィッチ(OOTギガキマとか)で「MPを盛れるほどの練度で使用した」と言った経験がほぼなく、9日間で使えるようになるのは無理があるのではないかと言った点から泣く泣く不採用としました。
某フォロワーから7月頭に「ビショヴァンプに有利のトンデモデッキです」と言って渡されたデッキ。
特徴は《マシンブックソーサラー》や《機械生命体》が噛めばドローカードが無くてもいい、という考えから《知恵の光》や《運命の導き》を採用せずに《メカニカルソーサラー》や《双刃の魔剣士》、《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》などの顔へのダメージを意識したカードを多く採用している点です。この型になる前は《開闢の錬金術師・カリオストロ》や《氷獄の王・サタン》なんかも試していました。
ただ結局《マシンブックソーサラー》の有無でデッキパワーが大きく変わってしまうのが好きになれず不採用としました。
うーんデッキの話終わり!
2.当日レポート
前日、遠足前の子供よろしく寝られず。寝坊リーサルを食らうのを一番嫌い、電気付けたまま寝るプレイングをしました。
なんとか起きることは成功、土曜なのに普段の出勤より1時間早い電車に乗って、いざ向かうは海浜幕張。ランクマッチで不安を生むのが怖いので、電車内ではシャドバやらないでパズドラやってました。そういえば舞浜駅のディズニー人間多すぎてめちゃやむ……
海浜幕張駅で某フォロワーと約2年ぶりの再会。そのまま2人で会場入りです。
会場を普通にうろうろする有名プレイヤー(そりゃそう)に怯えながらいよいよDay1スタートです!
(RoundX、対戦相手のデッキといった表記をしていきます)
Round1 進化復讐V・リーシェナNm
後 V-V 負け
不明(リプレイが消えてしまった為) V-Nm 負け
対戦相手の名前を事前にTwitterで検索かけると、とあるアマチュアチームのリーダーと判明。因みに自分は卑怯な大人なのでRAGE中Twitterに鍵かけてました。
JCG優勝経験もあるらしく、怯えながら卓に座ります。
一戦目は対戦相手のデッキから《幼き人狼・リベルテ》や《デビルアイドル・トリル》、《火焔の軍神・ヤヴンハール》、《雷鳴の軍神・フニカル》など進化要素にかなり重きを置いたフォロワーが散見されました。
結構なロングゲームになり、こちらは体力1、相手の体力は3。ターンが返ってくればこちらが《レイジコマンダー・ラウラ》をプレイして勝ちというシーン。相手がドローした後表情が緩む。嫌な予感。プレイされたカードは《幼き人狼・リベルテ》。なるほどなあと唸っちゃいましたね。対戦後に聞いたら予想通りトップデックだったそう。
二戦目の対ネメシスはこちらがありえん下手で負け。《歯車の廻し手・リヒト》にめちゃくちゃヒールされました。
Round2 エイラB・ソロモンW
不明 V-B 勝ち
不明 B-W 負け
後 B-B 勝ち
まーたチーム名付いてるよ~、これは0-2エンドかな~~~、なんて思いながら卓に向かう。
とりあえずヴァンパイアから投げて一勝掴みますか、と思った対エイラ戦。衝撃のカードがプレイされる。《安息の従者》と《安息の領域》。
エイラミラーに強くなる、なんて噂を聞いたことあるけど本当に採用してる人間がいるとは。なんとか《カラミティブリンガー》をプレイして一勝したものの、その後のソロモンWは苦手意識から敗北。エイラミラーをしなくてはいけないことに。
お互いエイラは引けなかったものの、先に《欠落の聖女・リモニウム》をプレイすることで《ヘヴンリーイージス》を先に着地!相手が《安息の領域》をプレイしてくるものの、なんとか効果が切れるまで耐えて勝ち!
すっげえヒヤヒヤしました。
Round3 機械復讐V・エイラB
後 V-B 負け
先 V-V 勝ち
後 B-V 勝ち
「0-2だったかもしれない」という気持ちからか、かなり楽にプレイ出来ました。一戦目は相手のエイラビショップに引かれるもの全部引かれて負けてしまいましたが、二戦目以降の対機械復讐は相手の動きから練度が低そう、と判断。落ち着いてプレイしてヴァンパイアを2タテして勝ち!
Round4 進化機械V・リーシェナNm
先 V-Nm 勝ち
先 B-V 負け
先 B-Nm 勝ち
とにかくNmの弱い所を踏んだなあと言った感想。一戦目はリーシェナを置かれましたがヴァンパイアのバーストダメージの方が早くて勝ち、三戦目はそもそもリーシェナを置かれず盤面作れて勝ち。
二戦目はゆったりゲームしてたら《至高神・ゼウス》を二回投げられて負け。要反省点ですね。
Round5 イミナB・ソロモンW
後 V-B 勝ち
先 B-W 負け
後 B-B 勝ち
《賛美の狂信像・イミナ》を主体に《輝く熾天使・ラピス》で〆るビショップに当たる恐怖体験。ヴァンパイアで破壊することは成功したが、対ビショップはラピスを置かれてしまう。まあなんとか返しのターンで2枚目の《清純なる祈り・エイラ》に進化を切りとんでもないバフをかけて勝ったんですけど……。
因みに対ソロモンウィッチはフッツーに負けました。ウィッチ使うのも苦手だし対戦するのも苦手ってなんなんだ。
対戦後に「コントロールに自信あるんですか?」って聞いたら「そうなんです~」って答えてました。僕にはどうやっても出来ない持ち込みなので感心しました。
Round6 進化機械復讐V・機械ジンジャーW
先 V-V 負け
先 B-W 勝ち
先 V-W 勝ち
まーたJCG優勝称号じゃん~と泣きながら着席。ただDay2がかかってる試合なのでそんな泣き言は言ってられません。
その癖ヴァンパイアミラーは判断ミスで一気に削られ負け、残るウィッチは苦手意識大いにアリ。ただ、相手のデッキはソロモンでも機械でもない《呪いの言霊・ジンジャー》を主体にしたウィッチでした。数戦ランクマッチで当たった記憶を辿り、ジンジャー置かれる前にエイラで盤面を作りなんとか1-1に繋げます。
続くヴァンパイア対ジンジャー。6T目に相手が《氷獄の王・サタン》をアクセラレートでプレイするのに違和感を感じると続く7T目はパス。どうやら相手の手札がとんでもなく事故ってたらしく、勝利の女神はこちらに微笑んでいたようです。
ということでDay1は5-1(V5-4,B-5-3)で突破!サブマリンから運にも助けられスレスレの突破になりました。
R6後に、近くの卓に座っていたあの初代世界王者にサインを貰ったり、参議院議員選挙の期日前投票に急いで行ったり(Day1敗退の予定だった為期日前投票してなかった)ドタバタした1日になりました。帰って21:00には寝てましたね。
Day2も起床時間は変わらず。
ただ、会場の雰囲気は人数が減っているのももちろん、黄金のネームプレートを持つシード選手が居たりで随分違うものに感じました。
Day1一緒にいた某フォロワーは3-2で敗退してしまった為完全に1人。Twitterしか友達が居ねえ状態でいよいよ戦っていくことになります。
Round1 復讐V
後 V-V 勝ち
後 B-V 勝ち
今大会初の2-0で勝利!
対戦前に「僕昨日の配信卓出たんですよ」とか言われて怯えたものの、復讐ミラーはきちんと先に走って勝ち、エイラは冷静なプレイを取れてしっかりと拾えました。
Day2で昨日より強いであろう対戦相手に対して2-0出来たのはかなりの自信に繋がりました。
Round2 ソロモンW
先 V-W 勝ち
先 B-W 勝ち
苦手なウィッチにも横並べから《獄炎のデーモン》でバフ、《レイジコマンダー・ラウラ》の進化時本体疾走でブチ抜いて勝ち、ビショップは《ヘヴンリーイージス》プランを取って勝ち!
苦手なウィッチを2タテして勝ったのが相当嬉しかったですし、これもまた自信になりました。
そう言えばこのタイミングでお弁当の配布(+ちっちゃいお茶)がありました。「いや600人規模のお弁当なんてそんな美味いワケねーだろ……」と疑いながら食べたらフツーにコンビニ弁当よりおいしいシロモノでビックリしました。ありがとうございました。
Round3 機械復讐V・エイラB
先 V-V 勝ち
先 B-V 負け
後 B-B 勝ち
一戦目のヴァンパイアミラーは雑に《カラミティブリンガー》で返すプレイを繰り返してしまい、これはダメかな~となったが相手のプレイミスを誘えて勝ち。
二戦目は要反省ポイントアリ。
6T目、相手の盤面は空、こちらの進化権は1で手札には《欠落の聖女・リモニウム》と《七宝石の姫・レ・フィーエ》。選んだのはレフィーエポン置き。
ただそれをバフが乗った《魔眼の蛇神・メドゥーサ》に返され、そのままずるずるとメドゥーサを返せず負け。
三戦目はエイラ置けて勝ち。
Round4 進化機械V
先 V-V 勝ち
先 B-V 勝ち
「エイラとラウラ引かれたらそりゃ返せませんよ~」と言われた記憶。この辺からあと1勝でマネーフィニッシュは確定というふはふはした感覚、上位卓に座ってる緊張感、飯を食べたことによる睡魔(Day1はラムネしか食べてません)とか某フォロワーから「配信卓!!!」と煽られるとかで記憶がないです。
Round5 進化機械復讐V・ソロモンW
先 V-W 負け
後 V-V 勝ち
先 B-V 負け
一戦目は4,5,6Tに《蒼の反逆者・テトラ》を投げられるというトンデモ体験をして負け。
二戦目は相手が返しのターンに《堕落の漆黒・アザゼル》を使わないことを祈りながら《レイジコマンダー・ラウラ》でバフ乗せた《カラミティブリンガー》に疾走を付ける。相手がアザゼルプレイしなかったのでそのままブリンガー走って勝ち。
問題は三戦目。ちまちまと盤面を作ったのは良いが、相手が《カラミティブリンガー》で一掃した脇に《悪逆の公爵・ユリウス》をプレイされる。
エイラビショップでそれを返すのは非常に厳しく、そのまま5/5の圧に屈して負け。
二戦目お祈りで通しただけなので完敗でした。強いプレイヤーに土を付けられたことに少し安堵までしたような気がします。完全に感情が壊れてる。
Round6 進化機械復讐V・ジンジャーW
先 V-W 負け
先 V-V 勝ち
後 B-V 勝ち
一戦目、こちらの手札が弱く「いよいよ運が尽きたか……」と絶望している一方、相手の1T目は《プリンセスウィッチ・メルヴィ》をプレイ。Day1に当たったジンジャーとはまた違うタイプ。そのまま《ルーキーマジシャン・サミー》や《ラブリー☆モニカ》を立て続けにプレイされぽこぽこ殴られジンジャー着地する前に負け。
二戦目はヴァンパイアミラー、《鉄刃の悪鬼》をポン置きするという弱い動きを見せた瞬間にそこを咎めて勝ち。
三戦目、何故か「相手のヴァンパイア倒したしヴァンパイアミラーか〜」と思い込んでおり(疲れと緊張で完全に頭が壊れている)、マリガンでエイラを引いてきた瞬間正気に戻される。怪しいプレイをしたがカードパワーでなんとか勝ち!
ここでマネーフィニッシュは決定しました。
Round7 進化機械復讐V・エイラB
後 V-B 勝ち
後 B-V 負け
先 B-B 負け
プレーオフを賭けた一戦。
一戦目、かなりとんでもないプレイをしたが《カラミティブリンガー》、《破滅のサキュバス》のカードパワーで押して勝ち。今期の復讐ヴァンパイアが強デッキである所以を改めて感じた試合だった。
……あと一戦でプレーオフ?賞金が10000円から35000円になる?ファイナリストへの道?まさかそんな。
土曜の朝に家を出た時には考えもしなかった風景が、今目の前にある。だからといって勝ち急いでしまうようなプレイヤーだから、自分は「敗者」になったのかもしれない。
二戦目。
後4に《清純なる祈り・エイラ》は引けなかったものの、《希望の女王・リテュエル》でドローを無理やり進めなんとかエイラを引くことに成功。
盤面を作ることは成功したが、「いち早く終わらせたい」という気持ちが先行してしまい、相手の体力を10以下にしてしまう。
そこから先は進化要素の《雷鳴の軍神・フニカル》、復讐要素の《カラミティブリンガー》《破滅のサキュバス》、R5で痛い目に遭った《悪逆の公爵・ユリウス》に再び痛い目に遭わされ、最後は《真紅の抗戦者・モノ》に引導を渡される──
「復讐ヴァンパイアが何故強いのか」
分からされる立場で、改めて思い知った。
三戦目。
お互いに《清純なる祈り・エイラ》をプレイし「これはロングゲームになるな」と思っていた矢先、《エンジェルシュート》が《エイラの祈祷》めがけて飛んできた。頭が真っ白になった。あんなに「メタカードは流行らない、デッキのパワーを落とすだけ」と考えていたのに、最後の最期に飛んでくるとは。
そのまま《欠落の聖女・リモリウム》を探すことも叶わず、盤面の圧に屈して負け。
対戦後、少しお話をさせて貰うと「《エンジェルシュート》はデッキを組んでてどうしても1枠余ったからそこにお守りのような感覚で刺した」と言われてただただ完敗。
Day2は5-2(V7-2,B5-4)で終了。
明らかに疲れやらなんやらで、プレイが歪んだシーンがDay1と比べて多かったです。
ヴァンパイアはかなり勝ってくれたのですが、ビショップに対する理解度・構築の部分がかなり足を引っ張ってしまったなと感じました。
3.反省とか終えた感想とか
長いレポートもこの章で終わりです。ここからは「次回参戦するならやっておいた方がいい」的なことをメモしていきます。
・強いデッキは触っておけ!
そりゃあそうすぎる。
デッキ選択のパートでも述べましたが、機械復讐VとソロモンWはロクに触りもせず捨ててしまいました。試しもしないでデッキを捨てるのは後悔に直結します。
「調整期間が短かった」と言えば言い訳にはなりますが、そもそもSTRアディショナルからソロモンWを触っていれば十分採用圏内に入ってきましたし、レート配信などでデッキを盗めば自分なりに調整した機械復讐Vを持っていくのも選択肢になった筈です。
競技シーンを志すなら、所謂オフシーズンも感触を確かめておく程度には、強いと言われるデッキは回し得だなと感じました。
・一緒に行く友達は作ろう!
よくRAGEの触れ込みに「RAGEは一人でも安心!友達出来る!」と書いてあります。実際そうだと思います。みんなシャドバが好きで来ているので、話しかけたら大体返してくれます。
試合前他愛もないことで盛り上がったり、試合後感想戦したり、帰りの電車で一緒になったり(!)。その場でTwitterの相互になったりも出来るのは事実です。
でも勝ち進んでるのに一人で待ち時間1時間弱過ごすの流石に不安過ぎる!!!
これに尽きる。Day1は試合後一緒に話す人居たけどDay2は一人で過ごしてぶっ壊れてたからな俺。
ある程度つながりはあった方が良いのかな〜と感じましたね。
・BO3慣れしとけ!
これもそりゃそうすぎるけど、今回一番の反省はここでした。
BO3のデッキの組み合わせ方が分からない、出し順が分からない、そもそも慣れないフォーマットだから疲れる。
今回のV/Bという持ち込みは、ソロモンWに確実に1勝は取られてしまう持ち込みだなあとデッキ登録〆切を過ぎてから気付いたり、出し順があまりに分からなさすぎて全戦取り敢えずヴァンパイアから投げたり(先ヴァンパイアで一勝して自信のないビショップを二回投げたいという考えから)、レポート内で書いた通りDay2終盤はボロボロだったり。
そもそものBO3ルールに慣れてないと痛い目に遭います。
これもレート配信見るなり、つながりや外部ツールを使って練習するなり(ただ、やるならダラダラ行うのではなくキチンと時間をとって10戦以上集中して行いたい)幾らでも方法があったなと思いました。
1万字超えのとんでもないレポートになってしまいました(あと自分が競技シーン初心者なので初心者向けレポートになってしまった)が、ここまで読んでくれた方に「RAGE出てみよう!」とか「こういう考え方もあるんだな」とフィードバックに繋がれば、とても嬉しく思います!自分も次回のRAGEには参加するつもり(仕事の忙しさ次第ではある)なので、今回の反省点は踏まえて行きたいな〜。
シャドバもオフシーズンになったのでブログの方にも注力していきたいとは思うんですけど……どうなんでしょうね……。頑張ります…………。
それではまた。「Mikuri」でした!